SPF表記がない日焼け止めのについて

オーガニックや肌に優しい系の日焼け止めだと、たまにSPF表記がハッキリされていないものがありますよね。日焼け止めによくあるこんな表記、みたことないでしょうか?

・SPFは推定◯◯だと予想できます
・推定SPF値◯◯
・SPFは計算上◯◯程度になります

見ているこちら側としては「あるの?ないの?ハッキリしてよ!!」と言いたくなってしまいますよね。でも、コレには理由があるんです。

SPFの数値がハッキリ表記されていないのはなぜ?

これには、納得のいくつかの原因があるんですよ。
私は企業側ではないので100%ハッキリとしたことは分かりませんが、ある程度の予想をしてみます。

理由1:SPF値を出すにはお金がかかる

規定の定められた方法でSPF値を出して記載するには料金が発生します。
ただでさえ、オーガニック原料やこだわった原料は、原価が高くなります。安い原料を使っている訳ではありません。

加えて、こういった肌に優しい使う立場に立った日焼け止めは、ちいさな会社で頑張って作っていたりします。言い方は悪いかもしれませんが、やっぱり大手の方がお金があるんです。

理由2:SPF値はだいたい予想ができる

SPFの値って、成分や原料から大体予想できるんですよ。

手作りで日焼け止めを作ったことがある人なら分かる感覚かと思います。
使用する酸化チタンや酸化亜鉛の全体に対する配合量、使用する粒子の大きさで、SPFやPA値が「大体これくらいだろうな〜」という目安計算は可能です。

小数点以下の微妙な数値まで出すことはできないかもしれません。しかし、SPF15〜SPF18位になりそう、とかこれ位の許容範囲はありますが、ちゃんと日焼け止め効果がありますよーというのは分かるんですよね。

ハッキリとした数値で出されると安心しますが、「推定」とか「計算上」という意味はこういう理由があったんですよ。

ちょっとは疑問が解決してスッキリしたでしょうか?

理由3:本当に良い成分を使っていると原価が高くなる

大体、SPFの数値がハッキリ表記されていないものって肌に優しい処方だったりオーガニック系の中でもかなりこだわりを持っている会社が多かったりします。

ちょっと難しいお金の話になるのですが…

化粧品って、安く作ろうと思えばかなり安く作れるんですよね。
でも、本当に成分からこだわっていると、そこらへんに売られている化粧品よりも原価が高くなります。原材料も、安さや利便性を求めずに「質」を求めると、それだけ労力もかかってくるわけです。

よくあるケミカルな日焼け止めと同じだけの利益を乗せたら、かなり値段が高くなって利益率も下がってしまいます。
原価が高い分、少しでも利益を抑えたいということもあるのかもしれません。

理由4:そもそもSPF数値を信用していない

もしかしたら、こういうこともあるかもしれません。
SPFの数値の計測方法って、案外アナログな部分もあるので、もしかしたらこんな理由もあるかもしれないですよね。

とはいえ、熟練したプロの目によるものなので、やっぱり数字上のSPFは目安として欲しいですよね。