天然素材でシンプルな日焼け止めを探していたら、面白いものを見つけました。
MANDAの日焼け止め/マンダオーガニックサンペースト
紹介したいのはアメリカのMANDA(マンダ)という日焼け止め。英語での正式名称は Manda Organic Sun Paste(マンダ オーガニックサンペースト)
まだ日本では販売されていませんが、丸いパッケージが印象的なコチラ。
MANDA(マンダ)の特筆ポイント
MANDA(マンダ)のUVクリームが面白いと思ったポイントを紹介していきます。
木材粉末を利用
成分には、ミャンマーで2,000年以上、肌を守るために使われてきた「Thanaka」という細かく小さくした木材粉末が使われています。
木材粉末を利用というのが面白い…!
赤道近く、日差しの強いミャンマーで続く肌ケアに木材粉末…。鉱物粉末は手作り化粧品サイトでもよく見かけますが木材粉末は個人的に新しいです。
抗酸化作用もあるようですが、コレによって木々が大量採伐されなければ良いですが…(人間て、なかなか欲な生き物。「◎◎がいい!面白い!」となれば、こぞって採取してある生物・植物が絶滅した例は過去に多いので、何とも…)
アメリカのクラウドファンデングから作られた
MANDA(マンダ)のUVクリームは、アメリカのクラウドファンデング「KICKSTARTER(キックスターター)」で、これまで643人から資金を集めて実現化され日焼け止めです。
登山者やサーファー、ダイバー等屋外スポーツを楽しむ人が使える、肌と自然に優しい日焼け止めを使おう!というもの。
海のため、サンゴのためを想って提案されたものですが、これ、日本の「サンゴに優しい日焼け止め」と同じ制作過程です。面白いのは、どちらも日焼け止め成分がサンゴ礁や生態系を崩すとしっかり書いてあること。似たような時に違う場所で同じ目的の日焼け止めが同じ過程で作られているのは凄い。(マンダはアメリカで2016年、サンゴに優しい日焼け止めは日本で2017年。)
「サンゴに優しい日焼け止め」は沖縄の女性がサンゴ礁を守るためにクラウドファンデングで提案して実現した日焼け止めです。それのアメリカ版のような感じで面白いです。
>>サンゴに優しい日焼け止めについて
>>サンゴに優しい日焼け止めの使用感レビュー
生分解できる全成分
持続可能な環境のために作られたということで、すべて生分解される成分から作られています。
成分:コナッツオイル、ミツロウ、ココアバター、Thanaka、カカオパウダー、シアバター、シナモンオイル
有効成分:非ナノ酸化亜鉛
英語版公式サイトでは、Thanaka以外の素材はすべてオーガニックの文字が頭についていましたが、ここでは分かりやすく「オーガニック」の文字は書いていません。あと、表記は日本の化粧品の法律とは違うこともあります、順番とか。。
食品もですが、自然な成分はとても分かりやすいですよね。化学式や数字が出てこず、そのまま原材料をイメージできます。
色やSPFについて
カカオパウダーが入っているので、薄い褐色の色がついていますが日本人でも使えそう。
あと、SPFは50です。
PA表記はありませんが、酸化亜鉛はUVAも防いでくれるのでPAもけっこうあると思います。
15g18ドル(2,000円程)ですが、アメリカからの送料として1,500円程かかります。気になりますが、買ってみようかどうしようか迷います。
SPF30以上は効果にほとんど差がないとされているので、SPF50は肌負担も高い気もしますが…(もし買ってみたらレポします!)