日傘と日向の紫外線量ってどれくらい違う?
室内はどれ位の紫外線が入ってくるの?
ビルや建物の日陰と、太陽が直接当たる道の紫外線量の違いを%で言うと?
紫外線が肌にあたる3つのルートを知れば、こんなハテナも解決します。
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日陰の紫外線量は日向の何パーセント?紫外線の道筋は3ルートあり!
3月くらいから一気に増えてくる紫外線。
夏の直射日光はジリジリ〜と肌を責めてくるので、日陰に入るとホッとしますよね。
でも実は、日陰でも結構な紫外線量が降り注いでいます。
日陰は日向の50%の紫外線が降り注ぐ!
まずはズバッと結論を…
日陰の紫外線量は、日向の半分程!
では、なぜ半分位なのでしょうか…。
理由をババっと書いていきます。
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紫外線が肌に届くまでの3つの道筋
紫外線にUVA,UVBがあるのは広く知られていますが…
太陽の光が、紫外線として肌に届く道筋は、3つのルートがあります。
・直達光
・錯乱光
・反射光
それぞれ簡単に説明すると…
直射日光として肌に届く光
空気中で錯乱して肌に届く光
地面や壁からの反射で肌に届く光
日々、UVクリームや日傘を使って避けている紫外線はこの3方向から肌に影響するというわけです。
錯乱光と反射光の違い
この2つの違いが分かりづらいかもしれないですね。
どっちも「反射光」ですが、違いはこうです。
◎錯乱光
空気中にある、窒素・酸素・微粒子などの目には見えない物質に乱反射する光
◎反射光
コンクリートやビル壁、アスファルト等の現実的に見えるものに反射
日陰での光は「錯乱光」と「反射光」
太陽の光が肌に届くまでの3つのルートですが、反射光や錯乱こうの大体の割合は出ています。
【錯乱光】紫外線量の半分以上
空気中で反射する錯乱光は、紫外線量の半分以上!
正午前後には、60%を超える時もあるので要注意。
【反射光】場所によって違う!
反射光は、反射する対象で違います。
・芝 1~2%
・土 8~10%
・コンクリート、アスファルト 10~20%
・波 20%〜
・雪 80%〜
驚愕する雪の強さ…!
白は最も光を反射する色なので、スキー等のスノースポーツは真夏の紫外線以上と言われる理由は「反射光」のためなのです。。
都会ではコンクリート等の反射もあなどれません。
反射光の強さは、目に感じる「眩しさ」の度合いに比例すると感じています。
この他、金属の反射も強めです。
ツルツルした野外広告やマンホール等から眩しさを感じた場合は、紫外線が多く反射しているかも!?
土や芝などは目に優しい気がしますが、実際に反射も少ないのも面白いですね。
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