ハワイでの一部日焼け止め禁止についてです。
ハワイ旅行で使える日焼け止めはあるのでしょうか。
実は、2018年・2019年・2020年くらいまでならありそうなんです。
ハワイで使える日焼け止めはある?
ハワイ旅行を予定している人、海のアクティビティを楽しみにしているのに、日焼け止めNGだと女子的には結構ショックですよね。
やっぱり、ケミカルなUVクリームは環境負担も大きのですね。前から言われてましたが、多くの科学者さんが発信されているとの事、かなり深刻なのですね。
自然豊かな景色、サンゴ礁や青いビーチを見たくて人気なのに、それが亡くなったら元も子もないし…。
日焼け止め禁止はハワイだけじゃない!?
実は、ハワイ以外にも特定の日焼け止めを使ってはいけないビーチがあるんです。
カリブ海の超有名リゾートビーチのカンクン(メキシコ)。青い海がキレイなカンクンですが、日焼け止め成分によるサンゴ礁や環境破壊への配慮から。
特定の海洋公園やビーチ、セノーテなどでは、荷物検査があったり、現地にある特定の環境配慮型の日焼け止めしか使えなかったり(ハワイが「世界初の法案」と言われているので、法律ではなさそう)。
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日本にもサンゴを守る日焼け止めがある、という話
実は、日本にもサンゴを守りたい!という思いで作られた日焼け止めがあります。
地元のサンゴがマジやばい!
と思った沖縄の女性が、クラウドファンディングで作った日焼け止めです。プチエコ派・自然派な私としては、応援したくレジャー用日焼け止めの1つとなっています♪

サンゴの死ぬ原因成分が無いUVクリームです。
(サンゴって、海の中にいるのに地球の二酸化炭素をかなり酸素にしてくれる生き物)
1袋15gの使い切りタイプで、数時間の耐水性あり。
ノンケミカル派な私はレジャー用の日焼け止めとして使い切れるので嬉しく思っています♡
(ウォータープルーフや強力な日焼け止めは、年に数回しか使わないのでボトルだと使い切れない人)
実際、どれくらい禁止なの?
今回のハワイでの日焼け止め禁止は、アメリカで初めてサンゴ礁に有害な日焼け止めの販売と流通が禁止される法案。
内容をまとめると、こんな感じです。
オキシベンゾンとオクチノキサート(オクティノクセイト)が入っている処方箋不要の日焼け止めが全州で禁止!
オキシベンゾンは紫外線吸収剤。
オキシベンゾンが入っている日焼け止めは、今の日本では少ないですが、ネイルカラー成分にあることも。
オクチノキサートは、日本では「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」という名称で使われている紫外線吸収剤です。
日本で市販されている日焼け止めだと、フツーに使われます。美容液に入ってることもある成分です
(オクチノキサートは紫外線吸収剤なので、このサイトで紹介している紫外線吸収剤フリーなUVアイテムには入っていません。)
法案が施工されたら、ハワイの薬局からこれらの日焼け止めは完全に消えるということですね!
現地販売の日焼け止めが1番安全!
逆にいえば、現地のホテル・薬局にある日焼け止めなら法案を通過しているという事ですね。
法案施工後は、現地のドラッグストアやホテルにある日焼け止めを買うのが一番安全ですね。
日本にも、紫外線錯乱剤(吸収剤フリー)はありますが、持ち込みUVアイテムへの法案詳細や記載事項が分からないので、何ともいえません。
例外的にOKなもの
この法案は、日焼け止めの使用を全面禁止・一切NGではないということ。
上記2つの成分が使われていない日焼け止めもあります。
酸化チタンや酸化亜鉛等の紫外線錯乱剤は禁止されてません。
また「処方箋のない」とあるので、医師が処方されたものならよさげ(処方箋・証明書的なのが要る?)。
あと、こちらは原文を読んだ訳ではないのでアレですが、顔用化粧品として販売される製品は除外されるとか。UV効果ありなファンデはどうか、追って気になります。
施工は2021年から!
現在は法案が可決され、州知事が署名すれば成立する状態。
成立したら、法律が施行されるのは2021年1月1日以降です。施行後には違法になるという感じ。
なので、2018年・2019年・2020年は違法ではない、という感じなんですね。移行期間というか(でもその間にもサンゴは死んでいく…。
今年や来年、ハワイでお気に入りの日焼け止めを使うことは違法ではないという事ですね。
環境にも優しい暮らしは人にも優しい暮らし
普通に暮らしていると、忘れがちな環境問題やごみ問題。
肌や見た目がキレイにしたいのは、女性なので死ぬほど分かりますが、地球環境のことも本気で考えたいところ。
実は、オーストラリアの人気ビーチでも過去2年で半分のサンゴがなくなってしまったとか。
環境に悪影響な成分って、ヨーロッパやEUでは結構禁止になっているのですが、このあたり日本はかなり経済優先な気がします。
(EUでは、ミツバチに悪影響あるネオニコチノイド系農薬の使用も法律でNGになっているし。実際、現ペースで自然破壊が進むと確実にヤバイわけで…)
自然界で分解される環境配慮型の日焼け止めは、別ページでもまとめています。

ハワイで禁止されなかったのは、紫外線吸収剤フリー&ノンケミカルな日焼け止め。

(日本のがハワイで使えるかはハテナですが、ノンケミカルな方が、環境負荷が少ない=身体にも優しい日焼け止めと思っています。)